絵本は子どもにとって、初めて出会う物語の世界です。感性を豊かにし、想像力や表現力を育むだけでなく、親子の絆を深める大切な時間を作ります。今回は、1歳から3歳、そして3歳から6歳まで、それぞれの年齢にぴったりなおすすめ絵本を5冊ずつご紹介します。
1歳~3歳向け:親子で楽しめる絵本5選
1.『だるまさんシリーズ』(かがくいひろし)
「だるまさんが」「だるまさんの」「だるまさんと」の3冊セットは、赤ちゃん絵本の王道ともいえる存在です。だるまさんが転んだり伸びたりするユーモラスな姿に子どもたちは大喜び!簡単な言葉の繰り返しが心地よく、親も一緒に声に出して楽しめます。表情豊かなだるまさんのイラストは、子どもの笑顔を引き出してくれること間違いなしです。
ボードブック版だるまさんシリーズ3冊ケース入り [ かがくいひろし ] 価格:2640円 |
3.『がたん ごとん がたん ごとん』(安西水丸)
電車好きな子どもにはたまらない一冊。簡単な繰り返しの言葉がテンポよく、まるで小さな電車がページの中を走っているかのよう。おもちゃを乗せたり、食べ物を運んだりする物語の展開もシンプルで、想像力を引き出します。
がたん ごとん がたん ごとん (福音館あかちゃんの絵本) [ 安西水丸 ] 価格:990円 |
4.『いないいないばあ』(松谷みよ子)
ロングセラーの赤ちゃん絵本といえばこれ。動物たちが「いないいない……ばあ!」と顔を出すシンプルなお話ですが、驚くほど子どもたちの心をつかみます。親子で一緒に「ばあ!」と声を合わせることで、自然と笑顔があふれるひとときを楽しめます。
いないいないばあ (松谷みよ子・あかちゃんのほん 1) [ 松谷 みよ子 ] 価格:770円 |
5.『おつきさまこんばんは』(林明子)
寝る前の読み聞かせにぴったりな、静かで優しい絵本。夜空にぽっかり浮かぶお月さまと、夜の世界を描いたストーリーは、子どもを穏やかな気持ちにさせます。「おつきさま」が主人公というシンプルな発想ながらも、子どもの想像力を広げる素敵な作品です。
ボードブック おつきさまこんばんは (福音館あかちゃんの絵本) [ 林明子 ] 価格:935円 |
3歳~6歳向け:冒険心と想像力を育む絵本5選
2.『しろくまちゃんのほっとけーき』(わかやまけん)
ホットケーキを作る過程が、具体的なイラストとともに描かれていて、子どもたちは食べ物への興味が一層高まります。「じゅーじゅー」「ぺたんぺたん」といった音の表現も楽しく、親子で一緒に料理をするきっかけにもなりそうです。
しろくまちゃんのほっとけーき (こぐまちゃんえほん・第3集) [ わかやま けん ] 価格:990円 |
しろくまちゃんのほっとけーき 夢のふくふくセット [ わかやまけん ] 価格:3960円 |
3.『100かいだてのいえ』(いわいとしお)
縦長の絵本がユニークで、各階に住むキャラクターたちを発見する楽しさが詰まっています。登場する住人たちは動物や虫などバラエティ豊かで、ページをめくるたびに子どもたちの興味を引きつけます。読後は「自分ならどんな家に住みたい?」と話題が広がります。
価格:1320円 |
ギフトボックス100かいだてのいえ(全6巻セット) [ いわいとしお ] 価格:7920円 |
4.『エルマーのぼうけん』(ルース・スタイルス・ガネット)
冒険心をくすぐるストーリーで、想像力を大きく育てる一冊です。小さな男の子エルマーが、島に囚われたりゅうを助けるために旅に出る物語。ちょっとしたハラハラ感がありつつも、ユーモラスな展開で子どもを夢中にさせます。
エルマーのぼうけん (世界傑作童話シリーズ) [ ルース・スタイルス・ガネット ] 価格:1320円 |
エルマーのぼうけんセット (世界傑作童話シリーズ) [ ルース・スタイルス・ガネット ] 価格:3960円 |
まとめ:絵本が子どもの世界を広げる
絵本は、単なる読み物ではなく、子どもと大人をつなぐコミュニケーションツールでもあります。1歳から3歳向けの絵本は、言葉やリズム、音で五感を刺激し、親子のスキンシップの時間を増やします。一方、3歳から6歳向けの絵本は、ストーリーやキャラクターに感情移入しながら、冒険心や創造力を育てていきます。
これらの絵本を通して、子どもの成長とともに絵本の楽しさを共有する時間をぜひ大切にしてください。親子で読んだ絵本が、何年たっても心に残る宝物になりますように!
コメント